夏季休暇DAY３①〜念願のボロブドゥールへ登ってきた！〜

ジョグジャカルタを旅程に組み入れた最大の理由は、ボロブドゥール遺跡を見てみたかったから。前回の旅程では日程的に組み入れが難しく断念しましたが、6月に天皇陛下がボロブドゥール遺跡を訪れている映像を見て、行きたい熱が再燃して決行に至りました（笑）

事前に軽く調べていて気づいたのですが、月曜日が休みです。

日曜日に到着して月曜日に行こう、と思っていた私は少々パニックになりましたが、火曜日のバリ行きの便が14時50分発だったので、午前中に行けると切り替え、KLOOKの通常のボロブドゥール日帰りツアーに申し込みました。このツアーではボロブドゥールの上に登ることはできないです。

が、前日にKlookから英語でLINEメッセージが来て、「150,000ルピー（約1,500円）で上へ登るチケット追加手配できる可能性が５０％あるが、希望するか？」という内容の連絡が来ました。「YES！！」と即レスしたら、手配を試みるから登れたら料金はドライバー渡してくれとのこと。

ちなみに2023年8月現在、オープン時間は８時からで、上へ登る場合は特別ツアー参加になるため８時半からになります。

朝６時半にガイド兼ドライバーがホテルへお出迎え。軽く挨拶して、ボロブドゥールへ向かいます。朝早いためか、１時間かからないくらいでボロブドゥールに到着しました。

お腹空いていたので、唯一営業しているカフェ？レストランにドライバーが連れて行ってくれて、バナナパンケーキとホットコーヒーで朝ごはんを食べながら、

筆者　「今日ほんとにボロブドゥールの上へ登れるの？WEBでは売り切れだったけど」

ガイド「大丈夫。我々が契約しているから登れるよ。7月や8月の少し前なら難しいんだ。一回１５０人に制限していて、とても限られているからね。でも今（8月末）は取れるよ。WEBはとても席が少ないんだ。」

という会話をしていました。レストランは、ほぼ欧米の方だらけでした。

８時ごろ、ガイドが行くよと言って、エントランスへ移動。左側の建物にガイドが入っていき、しばらくしたらチケット（腕に巻く紫色の紙）を持って出て来ました。このＱＲコードで出入りをチェックします。

やばい、ほんとに登れるんだ！とちょっと興奮。

天皇陛下も履いていた専用のサンダルへ履き替え、待機。ガイドから君はNo1（ツアーはNo6くらいまでありました）のツアーだから、呼ばれたら行ってねと説明を受け、しばしガイドとお別れ。

引き換え券を渡すとサンダルとバッグをくれます。

８時半過ぎにNo1のツアーガイドのおじいちゃんが「集まって」と言って声がかかりました。

おじいちゃんは遺跡の写真スポットと、ボロブドゥール内部の一段ずつ丁寧に色々説明してくれました。

このツアーに参加するための心構えとして、「ガイドの説明が始まったら、日陰を確保して説明を聞く」に尽きますね。長い時は1回に１０分以上話されるので、直射日光の下に１０分ずっと立っていると体力の消耗が激しいです。あと階段の一段がとっても大きいので、登るのも大変です。

首がある完全なブッダ。ほとんど首が壊れてないようです。

一番下の写真スポット、完成したブッダ像たち

力説してくれるガイド🎵

鯉？みたいな彫刻を発見！かわいい(^^)

一番上のストーパ。清々しい空気を感じます

悟りを開いたブッダ、穏やかな表情

下段にはブッダなどの彫刻が複雑に刻まれていて、一番上にはストーパが。素晴らしい景色でした。個人的な感想では、下は彫刻をあちこちに施してゴチャゴチャしていて（煩悩との戦い）、一番上にはスッキリした彫刻なしのシンプルなストーパだけ（煩悩の断捨離完了）、という感じかなと捉えました。ストーパのある一番上の層が清々しくて気持ちよかったです。煩悩を振り払えたのかもしれません（笑）